背中を見て学べ!はもう古い?!「人材育成マイスター制度」

若手が育つ職場にするための「人材育成マイスター制度」
ある企業の人材育成の新制度。

若手社員の離職率を止めるためです。

 

会社が理想とする上司を当てはめるのではなく、
職場で支持される上司を選んで育成ノウハウを共有しようというもの。

課長級以上の管理職約に2千名を対象に、
全社員2万名を超える社員が
「自分を一番成長させてくれた上司」を選び、
得票上位100名がマイスターに。

投票では、具体的なエピソードも記述する、ということですから、
ここがノウハウ共有のコツですね!

エピソードとして、
「質問に対して、答えだけでなく理由までしっかり言ってくれてわかりやすい」
とか、
「言行一致がよい」
というものが上がっているとのこと。

なるほど。

理由が答えられるということは、
上司自身がしっかり「わかって」いないとできませんね。

「言行一致」
これはなかなか難しい。

「言うけれど自分はしない」という上司も少なくないです。

あいたたた・・・と思われる方もいらっしゃるかも。

 

マイスターに選ばれた上司に共通している行動特性は、

「安心して挑戦できる職場環境を作っている」
「部下の発言を引き出す力を持っている」
「決断力が早く、判断基準が明確」
「部下に仕事を任せ、見守り我慢する」

など、だそうです。

昔は上司の背中を見て学べ、ということばがありましたが
今は、上司が見せる背中は「在り方」

上司を見ていますから、やはり、背中で教えることは多いと思います。

しかし、それだけではうまくいかないということです。

やり方は丁寧に教えることが大切。

 

時代とともに、変えるべきところを変えていく柔軟さが
人材育成にも求められています。

 

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