スマートウォッチを会話の最中に触っている社員がとても気になります。どのように指導したらいいですか?

質問内容

近頃、腕時計がわりに、スマートウォッチを身につける社員が増えてきました。

こちらが話をしているのに、スマートウォッチの画面を触っているのはどうも気になります。どのように指導したらいいですか?

回答

この質問について、あなたはどのようにお考えになりますか?

「スマートウォッチ」

とても便利なようで、着用する人が増えてきました。

こちらは時計ですが、同時にスマートフォンでもあります。

使い方に注意が必要ですね。

時間を確認するだけであれば、普通の腕時計とマナーは同じです。

ただし、スマートウォッチには様々な通知が届くようにすることが可能です。

となると、この通知の届き方の設定が、大切だと言えそうです。

たとえば、SNSやショートメッセージなど。

スマートウォッチの小さな画面では読みにくいとはいえ、その画面上で最初の出だしのところが確認できてしまえば、わざわざスマートフォンを見るまでなく、ますます便利です。

しかし、中にはプライベートな内容の連絡もあるでしょう。

おもしろおかしい内容だとすると、くすっと笑ってしまうようなこともあるかもしれません。

それが仕事中で、しかもお客様の前では失礼にあたる、ということはどなたにも、おわかりいただけるはずです。

したがって、仕事中の設定は、内容が読めるようにしておくことはNGですし、また通知の受信もOFFにしておくことが望ましいのではないでしょうか。

仕事の中のスマートウォッチ活用は時計のみにしておくこと。

このルール化を、社内で共有なさるとよいと思います。

私事で恐縮ですが、私の息子もスマートウォッチを愛用しています。

息子が社会人になったときに、

学生時代の話のようですが、こんなことを教えてくれました。

スマートウォッチに様々な通知が来るので、そのたびごとに見ていたら、一緒にいた相手の人に「急いでいるの?」と聞かれたそうです。

その方はスマートウォッチを使っていらっしゃらなくて、SNSの通知が届く機能をご存じなかったようでしたが、そのとき、これは気を付けないと失礼だな、と思ったそうです。

そこで、社会人になってからは、業務時間中は、SNSの通知はOFFにするように設定しているそうです。

通知が来るように設定してあると、その通知によって条件反射的にスマートウォッチを見てしまいますし、また通知だけでなく、内容も確認できる設定ですと、どうしてもスクロールして読んでしまうからだと言っておりました。

スマートウォッチは便利ですが、時にはもしかしたらマナー違反をすることにもなりかねません。

便利だからこそ、業務中に使う場合はルール化と社内周知が必要です。

設定に注意して、スマートな使い方ができるように、ご指導ください。

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