指示したつもりで、一方通行に終わっていませんか?
「ちゃんと言ってあるんですけどね。」
これは、なかなか社内の伝達がうまくいかない職場において
上司が確認するたびに耳にするフレーズです。
言ってあります。
渡してあります。
朝礼で話しました。
社内のWEBに挙げてあります。
・・・み~んな同じ。
共通点は何でしょう?
それは「一方通行」ってことです。
よくコミュニケーションは双方向、キャッチボールが大切といわれますが、
言ったつもり、伝えたつもりでは、一方通行ですし、
こうしたことが職場内に蔓延すると、
社内の伝達事項は伝わりませんし、当然、お客様にご迷惑がかかります。
言っただけ、渡しただけ、朝礼で話しただけ、社内のWEBに挙げただけ・・・
それでは、うまくいきません。
それを聞いた相手が行動するところまでの責任があります。
ですから、確認が必要ですね!
たとえば仕事の指示も、仕事が終わり、報告をして初めて完了です。
しかし、この報告がなかなかできないことが多いもの。
報告ができない人には、報告することが習慣化するまで、
「あの案件はどうなったのか?」「こちらの案件は終了したのか?」
と、聞かなければなりませんし、
報告ができるようになるための教育も必要です。
もしもあなたが「言ってあるんですけどね」とよく口にすることがあるとしたら、
もしかすると「役割」を果たすことが不足しているかも?と思ってみてください。
また、期待されている役割は、
「言うこと」ではなく、「完了するまで責任を持つこと」
でしょうから、
「言うこと」だけでは、完了が難しいのであれば、、
ほかの方法を考えて、仕事を完了させるようにする必要がありますね。
求められていることに取り組むのが役割なのでしょう。
「ちゃんと言ってはいるんですけどね~」と、
職場のあちらこちらで聞かれたら要注意!です。
キャッチボール、しましょう!
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