新入社員の定着率を高めるにはうまくいく体験が大切
業種・職種が違っても、新入社員の定着率について、
頭を悩ませていらっしゃる経営者の方は多いはず。
人事の担当の方も、退職者が出ると、
「誰だ!あいつを採用したのは!」と言わんばかりの周囲の目に、
胃が痛くなる方もいらっしゃるようです。
せっかくご縁があって入社してくれた新入社員には、
楽しく仕事をし、仕事を通して成長してもらいたいものですね。
新入社員の定着のためにすることはいろいろありますが、
新入社員フォローアップ研修もそのひとつ。
入社して数か月もたつと、人知れず、いろいろ悩みも積もってくるころです。
そんな悩みはまず「吐き出させること」が大事です。
そこで、新入社員フォローアップ研修で必ず行うのが「三分間スピーチ」
仕事をする上でよかった体験と残念な体験を、新入社員の方にスピーチしていただきます。
残念な体験、失敗したことが心の傷として残っている社員は、スピーチで必ずそのことが
出てきます。
それを講師の私たちがキャッチして覚えておきます。
グループワークのロールプレイングの題材として、失敗談が取り上げられたら、
「もしも、今の私だったら、あの時どうすればうまくいったのか、
残念な体験にならなかったのか、考えてみましょう」
と、ストーリーを作成します。
ポイントは、最後は「うまくいく体験で終わってもらう」こと。
これをすると、
あの時は失敗したけれど、少し成長した今の私なら、
あるいは、一人で悩まないで誰かに知恵をかりて、
考えて行動してみることができたなら、
残念なことにはならなかった、という気づきが得られます。
この「気づき」を今後の行動を変えるためのポイントとするのです。
もちろん全員の事例に取り組むことは時間的に難しいです。
しかし、仲間の事例を通して、自分のことも省みることができるはず。
こうして研修を通して、一人ひとりの話に耳を傾けられると、新入社員が前に進む
手助けができるのです。
講師としては、受講生の顔がぱっと明るくなる瞬間が、うれしいです。
「いまの○○さんだったら、どんな風に応対しますか?」
と投げかけて、うまくいくいくようにストーリーを作り直す、
そんなサポートなら、研修講師でなくてもできると思います。
御社でもぜひ取り入れてみてください。
(写真は弊社で育成のお手伝いをした社内インストラクターの方による社内研修の様子)
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