「若手社員の指導に活かすコミュニケーション術」セミナー開催にこめた思い
こんにちは、三厨万妃江です。
私は、「社風の良い会社を全国に100社作ること」を目標に活動しております。
社風の良い会社の共通点は「職場の人間関係が良いこと」です。
職場の人間関係の良し悪しが業績を左右することは、100年以上前から実証されています。
社風が良くなると、離職率が改善し、若手社員の定着や成長を促すことができ、ハラスメントの無い職場づくりが進みます。
もちろん、社風の良い会社には、採用時にも応募者が集まりますから、会社経営にとっての好循環ができるでしょう。
こうした会社で働く社員の皆様は、働きがいをもって毎日の仕事にあたることができるはずです。
さて、講師・コンサルタントの仕事を始めてから36年目。
毎年、新卒新入社員研修を各社で実施させていただいております。
最近思うことは「指導する側とされる側のギャップが大きくなっている」ということです。
もともと「上司・先輩がわかっていることと、若手社員がわかっていることには差があるから、丁寧に教えなければならない」ことは、指導する側の誰もが頭ではわかっています。
しかし、そのレベルが想像よりも、ずっと差が大きいのです。
私の毎年の実感は「そうかーここから教えないとわからないのねー」というもので、それがどんどん増えている感じです。
しかし、「さすがに、これくらいはわかっているだろう」と思ってしまうと、説明を端折って、指導や説明をすすめてしまいます。
一方、若手社員は、なかなか「わかりません」とは言えません。
また「わからないことがあったら聞いてね」と上司・先輩に言われますが、新入社員にしてみれば、どうしてわからなさそうなことを先に教えてもらえないのかが、理解できません。
わからないことがあれば聞いてくるだろうと考えている上司・先輩。
質問しにくく、最初にすべて教えてほしい新入社員。
なかなかかみ合わず、新入社員は会社や上司・先輩に不信感を、上司・先輩は、指導の仕方の悩みを抱えることになるのです。
こんなことが積み重なると、「若手社員の早期退職」にもなりかねません。
せっかく入社してくれたのに残念ですし、これから人材不足は加速しますから、早急に改善しなければ、経営への影響も少なくない事態なのです。
私はこの事態を改善するコツは「若手社員とのコミュニケーションの取り方にあり」と考えています。
今の若手社員が望んでいることを、上司・先輩がまずは受け入れ、コミュニケーションの取り方をアップデートすることで、改善できるはずです。
これによって、必ず離職率も改善するでしょう。
なんといっても、離職の大きな原因の一つが「職場の人間関係」なのですから。
若手社員と上司・先輩とのコミュニケーションギャップが解消され、皆が笑顔で働きがいをもって仕事にあたることができる企業が一社でも増えること。
そのために「若手社員の指導に活かすコミュ二ケーション術」このセミナーがお役に立てば幸いと思い、本セミナーを開催することにいたしました。
私が目指しているのは、日本中に社風の良い会社があふれ、笑顔で豊かな社会を作ることです。
お申し込みをお待ちしております。
有限会社キャリア・サポート
代表取締役 三厨万妃江