離職率0%!介護施設 責任者が実践したこと

 

離職率が0%!

離職率の高さに困っていらっしゃる経営者にとっては、夢のような数字。

 

介護施設の責任者の方にお話を伺った時のこと。

ぜひ、そのコツをお聞きしたいと思ったからです。

こちらの施設には、職員の方が12名いらっしゃいますが、
立ち上げから2~3年は、離職もかなりあり、
その後は少しずつ定着し、3年ほどで離職はほぼなくなったとのこと。

 

「離職率が激減したコツは?」という私の質問に、

「コツですか~なんだろな~」と少しお考えになった後、
「あるとすれば、毎月ひとりひとりと面談していることですかね」
とおっしゃいました。

「毎月12人ひとりひとり面談するのは、大変じゃないですか?」
と私がお聞きしたところ、

確かに大変だけれど、やはりそれが大切なんです、とのお答え。

その面談でスタッフから出てくる声は、
待遇などの不満などは一切なく、
すべて提案につながることなのだとか。

それに対し、責任者としては
すべての提案を受け入れることはできないけれども、
提案に対しては、必ず「できる、できない」を回答し、
「できない理由」も伝えているのだそうです。

「即答できない場合でも、後日、必ず回答します」と
おっしゃるその責任者の発言を聞いて私は、

なるほど!これが離職率が激減したコツなのか!とよくわかりました。

スタッフの皆様は

自分たちの意見をきちんと聞いてくれる上司と信頼関係があり、
自分の意見が何らかの形で反映されている職場に
働きがいを持っているからこそ、
辞めないで働き続けている、ということなのですね。

すばらしいです!

 

さて、これは、どんな職種・業種でも大切なことではないですか?

スタッフがいきいきと働くために上司がすることは、
「スタッフを気持ちを良くする」こと。

自分の話を真剣に上司に聞いてもらえるということは、
自分のために大切な時間を使ってくれているという実感が
ありますものね。

簡単には結果は出ないかもしれませんが、
一番早く結果を出すためには、今!始め、

そして、継続することです。

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