研修の効果を最大化するために、社員全員で情報共有する
階層別研修以外の「テーマ別研修」をお引き受けするときに、
経営者の方にお願いすることがあります。
それは、
「経営者の方はもちろんのこと、全職種、全職員に受講していただく
ようにお願いします」ということです。
特にホスピタリティや、顧客満足向上などを目的とする場合、
お客様目線で考えると、職種はもちろんのこと、正社員でもパートでも、関係ない
からなのです。
お客様にとっては、目の前にいるその人がその組織の「顔」なのですから。
以前、東北の大きな病院で研修をさせていただいた時も、
同じようにお願いしました。
70~80名程度の人数を、1年間10回に分けて、
院長先生以下、調理員さんやお掃除をしてくださる方に至るまで(外部委託であってももちろんです!)
すべての職員の方にご参加いただいた病院での経験では、
受講者数が半数を超え始めたころに変化がわかるようになりました。
1000名弱の組織ですから、そんなに簡単には変化はしませんが
それでも、やはり全員が受講することを目標にすると、
半数を超えると変化がわかるようになるということです。
そして、全員が一通り研修を終了する頃には、
患者様や外部の方々の目にも、その変化がはっきりと分かっていただけるように
なったのです。
1.全員で同じ情報を共有すること。
2.組織が目指す思いを一つにすること。
3.直接お客様(患者様や利用なさる方も同じ)に直接関わっていない人にも、
お客様を感じながら仕事ができるような気持ちを持ってもらえるようにすること
研修には、実はこんな目的もあるということです。
それが私がテーマ別研修をお引き受けする際にお願いする理由です。
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